トンボや特有の植物・水生昆虫などの観察
2012年にラムサール条約湿地に登録された中池見湿地は、3つの低山に囲まれた盆地状の湿地で、袋状埋積谷(ふくろじょうまいせきこく)(元の谷地形が厚い堆積物によって埋められたもの)という特異な地形の典型的なものとされています。地下には、約10万年の気候変動を記録した、世界屈指の厚さ40メートルにも及ぶ泥炭層が形成・堆積していることが確認されています。
また広さ約25ヘクタールという狭さの中に、多様な環境に適応した動植物が、60種以上の絶滅危惧種を含む約3,000種確認されています。特にトンボについては70種以上が確認される日本屈指の生息地です。日本でしか繁殖が確認されていない希少な渡り鳥ノジコの渡りの中継地として重要な場所でもあります。四季折々、様々な植物や動物の表情が楽しめる貴重な場所です。
また広さ約25ヘクタールという狭さの中に、多様な環境に適応した動植物が、60種以上の絶滅危惧種を含む約3,000種確認されています。特にトンボについては70種以上が確認される日本屈指の生息地です。日本でしか繁殖が確認されていない希少な渡り鳥ノジコの渡りの中継地として重要な場所でもあります。四季折々、様々な植物や動物の表情が楽しめる貴重な場所です。
湿地内の施設
ビジターセンター
中池見の古代の様子や中池見の生き物について展示されており、園内を散策される方の休憩場所にもなっています。敦賀の古民家
敦賀市内に現存した築約100年の伝統的な敦賀様式の茅葺き農家を敦賀市の杉箸から移築したものです。ここでは、中池見で実際使われていた田舟や田下駄、鍬などの農器具を展示しています。- 住所
- 福井県敦賀市樫曲79号奥切堀
- TEL
- 0770-20-1110
- 交通アクセス
-
マイカー利用の場合:北陸自動車道・敦賀ICより 車で約5分
バス利用の場合:JR敦賀駅より コミュニティバス「東郷線」で約9~13分「中池見口(藤ヶ丘)」停留所下車
※「東郷線」ご乗車には事前予約が必要です。予約方法はこちら
バス時刻・乗換案内はこちら
タクシー利用の場合:JR敦賀駅より タクシーで約12分 - ウェブサイト
-
https://www.city.tsuruga.lg.jp/about_city/cityhall-facility/shiyakusho_shisetsu/gaibushisetsu/nakaikemi.html
https://nakaikeminet.raindrop.jp